レンジで雪室コロッケ

「雪むろ」とは、冬に降り積もった雪を室内に蓄えて「冷蔵庫状態」にした倉庫のこと。野菜を保管するのに最適な温度帯を保ち、じゃがいもは澱粉が糖化し、通常3% ほどの糖度は10%にも上昇し、優しい味に変化します。この大切に保存した美味しいじゃがいもを使用したお手軽コロッケをどうぞ。

雪むろじゃがいもとは、収穫した野菜を雪むろの低温室内で保管し、熟成されて甘みが増したじゃがいものことです。雪むろとは、冬に降り積もった雪を室内に蓄えて「冷蔵庫状態」にした倉庫のことです。

蓄えた雪は一年を通じて室温を低温に保ちます。冬には０度付近に、夏でも９度ほど。野菜を保管するのに最適な温度帯を保ちます。ここで貯蔵することで澱粉が糖化し、通常3％ほどの糖度は10％にも上昇。

自然の甘みと滑らかな食感に仕上がります。

雪むろじゃがいもを使ったコロッケは、徹底した手作業で作りあげます。

雪むろで長い間貯蔵し、熟成させたじゃがいもは、一部表面や中心部分に黒ずみが発生します。また、収穫時に傷のついたじゃがいもも無選別で引き受ける為、傷の部分も貯蔵期間中に黒ずみます。これらの黒ずみは機械で取り除くことはできません。だからといって、取り除かずに加工しては美味しいコロッケには仕上がりません。そこで、まきばでは蒸し揚げたじゃがいもを包丁を片手に一個一個手作業で検品し取り除いてゆきます。

この徹底した手作業によって、新潟の自然が生み出した美味しさが凝縮されたコロッケを作りあげています。

揚げ調理済みですので、レンジアップまたはオーブントースターで加熱するだけで簡単に召しあがり頂けます。